2006-01-01から1年間の記事一覧
1月2日夜に恒例のオープン飲み会をすることになりました。当日飛び込み参加もOKということでオープンという名前がついています。今のところ参加予定は、id:svnseedsに、元ニュートラルのおやっさんことnoguu。(id:sueさんもこれるかな?)もう直前になっ…
最近はやってたこれ。 ー 視点・論点「まん延するニセ科学」 菊池誠 http://www.youtube.com/watch?v=9LNRYsyWgEY モンテカルロシミュレーションの人。名前をみて同じ人か?と思ってみてみたら同じ人だった。研究の方を知っている人ならば気がつくと思うけど…
男しか乗ってはいけない車両ができたらどうなるのか、ということを次の記事を読んで反射的に考えてしまった。 女性専用車両に乗れない女の心理 要するに、「私は女性であるが痴漢の対象になる可能性がある、と公に明示するのはちょっと」と悩む微妙な年齢の…
日本の胡瓜は実にうまい。
忘れないうちに。Youtubeより。梅本真里恵シークレット一人芝居 「風の谷のナウシカ」一人の人間ができることなんてたいしたことじゃない、ってな世間的な言い方がありますが、これを見ていると覆される。最初の10分ぐらいは、しぐさや表現の滑稽さにくすく…
一年ぶりに今日から日本。飛行機の中で隣に座っていた女の子の日本語がどことなくたどたどしかったし、パーサーとべらべら某ラテン系のことばで話していたので”日系二世”と思っていたら、某地中海沿岸の国在住まではあっていたが、3年しか住んでいないのだ…
科学は思想運動でありイデオロギーである。科学的な論理という基底からすべてを批判の対象とする。その論理にさえ従えば、たった一人の人間が全世界を批判することさえも、科学的営為となる。しかしながら日本において科学者が批判してはいけないものが法律…
以下の文章を読んでいて少なからずはっとしたので、引用する。 日本の学生運動各派の共通した考え方は、議会を通じて、つまり、話し合いや選挙活動を通じて多数を獲得することによって政権を取ることはできないと考えていました。 この部分、特に太字部分に…
12月7日に辺見庸の講演会が明治大学で開かれたそうだ。素晴らしいレポートを酔生夢死浪人さんが書いているので、一読をすすめる。 虹の彼方に見えるもの〜辺見庸講演会に参加して。 「左翼左翼」といいかげんに言葉を振り回すひとののために。左翼とは本…
ちょっとまえに、日本の農水省が和食レストラン認証制度を導入し、世界各国の和食屋を覆面テストするというような記事についてコメントした(id:kmiura:20061102#p2)。和食とは思えない料理が世界に跋扈しているので(うちの近所半径1キロ内に寿司屋が三軒…
昨夜、空手のあとに師匠とビールを飲みに行った。師匠があまり飲まないので今日はまた病気か、とひやかしたら、いや、明日は授業があるからあんまり飲めないのだ、という。本業はパン屋の職人なので、なんでまたそんなことをしているのだ、という話になった…
講義で使ったパワーポイントのスライドをウェブで公開する必要が生じた。ファイルをそのまま置いておけばいいのだが、他人のパワーポイントのファイルをダウンロードして見るのは少々面倒だし、そもそもパワーポイントはウェブで見るということに向いていな…
ルモンド・ディプロマティークの編集長による安倍晋三の評価。内容は簡潔にまとまっている。ポイントは、北朝鮮への強硬姿勢で売りだした三代目超タカ派にして親米追従のこの首相をもってして、東アジアの緊張状態は高まらざるをえないであろう、としている…
この教育基本法が「改正」されたあと、教育関係のすべての法律が来年から横並びに変えられていくんですね。まず学校教育法が変えられるでしょう。次に地方教育行政法が変えられます。社会教育法も変えられます。学習指導要領も当然変えてきます。それは、今…
教育基本法改正案は、憲法草案との整合性をチェック済みであるという文科相の発言はあまり不思議な発言ではない。文科相自身、あたりまえのこととして述べたのだろう。このあたりの背景は、こちらのKouさん(秋扇巵言)による力作「教育基本法改正と公共精神…
町田の桜美林大学で、開かれた『緊迫するアジア情勢と日本』というシンポジウムの様子。最後に登場する中国人留学生の発言が心をうつ*1。祖国をはなれて暮らす人間の共感もある。おれもこんなふうに堂々と人のまえで発言したいものだ、とつくづく思う。空気…
ナルシストが家で鏡を覗き込みながら我が姿にうっとりしている分には、勝手にしろ、というかべつにいいんだろうけれど、公道にしゃしゃりでてきて「あたしキレイ?」って聴いて回られたら、聴かれた側は困るというか、たいへんな迷惑である。つけくわえれば…
ずいぶん昔のことだが、日本の大学院の組織改革の流れの中で、ファカルティの全体会議における院生の議決権を奪取する、というようなことをしたことがあった。紛糾した全体会議の中で、論敵となった組合経験の長い教授が「対案をださなくてはいけない」とい…
その女性が言わないのは、上記にあるような理由がいくつか複合された「言えない雰囲気」があるからではないでしょうか。この「言える雰囲気」をつくるのは、ものすごく難しいと思っています。部下が不満や改善点を率直に言える組織ってそれだけで素晴らしい…
うちの研究所に、男だらけのラボがひとつだけある。ハード系の物理から工学まで駆使する分野で、プログラマーも何人か在籍している。一人だけいる女の子はプログラマーでインド人。ほかは全部ドイツやフランスのむさくるしい男たち。日本の国立大学の理工学…
今年はブーツが流行りなんだなあ。研究所の女の子たちがこぞってはいているけど暖冬。
というわけで、蛇足。不勉強なワタクシの上記のごときアニメ観が正しいかどうかはさしおいて国際人として生きるには、日本に四季があるかどうかよりも、道徳の時間に上記のようなアニメを見ておいたほうが有益でございます。イタリア人と喋るんだったら、ル…
エンジニアのフランス人、J君と茶飲み話をしていた。「最近宮崎駿にはまっている」とのことで、アニメの話をした。なによりもいちばんいいのはポッコ・ロッソだ、というのが彼の意見である(”紅の豚”のことである)。最近見たのは「耳をすませば」(だったか…
グレゴリー・クラークさんって、上智大学教授、多摩大学学長を経て目下秋田国際教養大学の学長という、私なんかよりおそらく日本のシステムに詳しい人なのだが、そのクラークさんが、産経ワシントンDC駐在の例のコモリ氏の槍玉に上がっていわゆるネットイナ…
タウンミーティングサポーターとはいったいどんな人たちなんだ、と保坂さんがブログでこのところ話題にしている。官邸のサイトに名前や写真が掲載されているので、この”これまでタウンミーティングに出席された方や、共催先としてタウンミーティングの運営に…
自作自演というと、イラクで日本人が捕虜になったときに「自作自演だろ」という妄想がネット上ではびこってすごいことになった件を思い出す。なにしろそのせいで、政府の対応にまで影響したのだから、まあ、すごかったのである。その後本当に日本人が拉致さ…
安倍”憲法改正”内閣のステップ1である教育基本法改正が通過した。内閣の目的は「憲法改正」にあるのだから、与党にしてみればまだまだこれから、って感じなんだろうなあ。なんにしろ、政治的な意味での歴史的転換が2006年11月に結節した、ということになる…
id:svnseedsの最近の記事におもしろいコメントがあった。彼の書いた内容が「ワタクシの書いた論文の内容の一部にこの記事は酷似しており、リファーするかどうにかしろ、さもないと告訴も辞さず」とのことで、プロの方からコメントがあったのである。はたから…
”日教組粉砕”が教育基本法の改正を支持するもっとも一般的な背景だろうというようなことをこのところ何度か書いていた。その後もこんなページのコメント欄をみていても、やはりそうなのである。実際には日教組の影響力なんて低下しているんじゃないの、とい…
イタリア人の同僚が誕生日なので、みなでプレゼントを用意することになった。いろいろ話した結果、パブロ・ネルーダが好きな彼女に、ネルーダの詩集をかうことになった。ちょうどミラノにいく用事のあったフランス人の同僚が、古本屋にいったらこれあったか…