2007-01-01から1年間の記事一覧

出国・入国

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ドイツの出国審査の際にパスポートを見せた。係官にいつからドイツにいる、と質問された。11年前から、と答えたら、とたんに緊張した険しい顔になった。ははーん、新しいパスポートだからスタンプないんで不法滞在を疑っているな、と了解。ごそごそと探して…

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刺身の写真を撮っていた友人から写真が送られてきた。我ながらすごい量だしたものだ。まず1ラウンド。で、2ラウンド目。この陽気そうなにいちゃんはコスタリカ人。スペイン語、フランス語、ドイツ語、英語、イタリア語を自在に操るコスモポリタン。

マイナス5度だとか。はやくかえらないと道が凍る。このところ毎晩クリスマス関連の飲み会。日本でいえば忘年会である。昨晩は空手納め。五十四歩大。

モンタージュ・宴の後

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イタリア人の友達の家でクリスマスパーティー。皆でふらふら家を去る前に台所の状況を撮影 アンチョビのマリネの残骸 左はトルテリグオーニのラグー。パーティーに頻出。右はレンズマメのスープ。うーむ、よく食ったものだ。レンズマメのスープはドイツ人が…

生牡蠣

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ドイツで売っている生牡蠣はちょっと不安なので、フランスまで車でいって買ってくることになる。誰かが買いに行くとなると、牡蠣がくるぞー、と連絡が回るのだが集まるのはフランス人、イタリア人と私。ドイツ人で牡蠣が好きな人ってめったにいない。牡蠣を…

スシ・ワークショップ

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刺身を食わせろとのかねてよりの周囲からの強い要望に応えて、200キロほど走り回って魚を集め、鮨ワークショップを開催。ワークショップといいつつ、手巻きで自分で握ってもらうという省力戦略。用意するだけでへとへとになったのだが、みなさまおおよろこび…

フィンランドの教育

フィンランドの子はなぜ賢いのか 応用力が世界1位 http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200712060047.html上の記事で重要だと思ったのは 「成功しているのは、教師がすべて修士号を取得していて質が高く、同じ学校で長く勤務して責任を持たせているためだ…

 ジャヤワルダネ (J.R. Jayawardane)

スリランカ人に、1951年のサンフランシスコ平和会議におけるスリランカ代表・ジャヤワルダネ蔵相の演説の話を教えてもらったのだが、知らなかったんで少々恥をかいた。というのも、当時各国代表を前にして日本を擁護したのがスリランカだったのである。 大師…

ボーン・アルティメイタム

2003年、2005年に続くスパイアクション映画の第三作完結編を眺めた。CIAの秘密計画で殺されそうになった秘密工作員がCIAに一人で逆襲するという内容で、まともなレビューは空中キャンプさんの方にある。第一作の”アイデンティティ”、第二作の”スパーマシ…

USB Wine

Telechargez votre vin en direct des domaines 産地直送のワインをダウンロード! http://www.mensup.fr/usbwine/?act=insc&mp=USBWINE&o=92&p=61右下のムービーを是非ご覧ください。

ついに12月。

イラクの治安

イラクの治安が回復しつつあるというマスメディア経由の記事をこのところ目にすることがおおく(例えばこれ)、へえそうなのかと気になっていた。反論として、イラクの人口が国外逃亡、つまり国外難民により減ってしまったので、殺害される人間が減るのも当…

赤ん坊

大学のほうの友達の研究者が、研究所まで遊びによくくることがあって、最近は生まれたばかりの赤ん坊をよく連れてきていた。そうすると、うちのオフィスに乳母車を入れて(サイズ的に乳母車ぐらいだったら十分入る)、私が仕事をしている間、赤ん坊がそこで…

禁煙令

運の悪いことにドイツの中でも私が住んでいる州だけ「公共空間での禁煙」の法律が施工されたのは昨8月末のことだが(同時にドイツ鉄道のほうは全土で全面禁煙)、以来なんとなくバーに足を向ける頻度が減少。たばこを吸わずに酒を飲んでもなかなか酔わないの…

パルチザンのカルヴィーノ

昨晩うちでざる蕎麦をすすって酒を飲んでいた、飲み仲間であるイタリア人の女の子が「うちのオヤジはイタロ・カルヴィーノと一緒にパルチザンで闘ってたから、カルビーノがうちによく遊びにきてた」という話をしだしたのでちょっとびっくり。マジですか、と…

『私は、私自身の原因である』

殺害予告を私は受けたらしい。 2007 年10月07日 hashigotan 殺, やられた分の反撃「なんじゃこりゃ」とはなんやねんオドレは調子に乗るなよ若造が!お前は不妊治療中の女と子供の居ない女を敵に回したも同然の反応を示したのだお前のような糞ガキに人の痛み…

高級紙がないから、はてな、という選択肢は結構あるんじゃないでしょうか。 というのも理解不能な点があるからだ。”はてな”を「匿名の精神的幼児の集まり」と侮蔑しながら、その大衆紙たるべし”はてな”のサーバーに公開されている昨日の私の記事、すなわちFa…

From Left to Right

これすごくいいから聴け、というようなことを友人にいわれると、USBのメモリースティックにコピーしてもらって車を運転しながら聴く事になるのだが、そのうちのアルバムの一枚がひさしぶりのビル・エバンスだった。甘ったるいばかりでもなく、なかなかよ…

セクト化するネット

はてなを名指しで非難するサンケイのコモリ氏*1の次のような言葉を眺めた。 この文章は二重三重に偏向フィルターを経ており、ニクシュ氏がこの日本語のとおりのことを客観的な記述(他の人の文章の引用ではなく)として書いているとは、きわめて疑問です。と…

不幸のブルーススケール

「私は黒人で女でレズでエイズでジャンキーで聾唖だ。この私の苦しみがわかってたまるか!」といわれたら、いやわかる、なんて答えられない。僭越である。わかりません、とも突き放せない。「智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ…

スキがない

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一週間前にイランから渡独したというイラン人の黒帯と乱取りをした。イランといえば空手が国技かというほど空手が盛んな国だとは聞いていたが、まあ、凄かった。最初から組んで廻し蹴りの基本練習などしていたときから、180度開脚を楽々こなすは、蹴りが私の…

なぜワタナベか

「ミセス・ワタナベが世界を震撼(しんかん)させる」−なとどいった流言が金融市場に流れている。ミセス・ワタナベとは日本の"小金持"の主婦層の総称。日本の主婦層はここ数年、株や投信に小口の投資をしており、その額は20兆円に上るともいわれる。 時代…

トルコ人の友達が、北イラク侵略がはじまってからトルコのメディアはプロパガンダだらけですごいことになっている、とこぼしていた。

猫の動き

「猫の絵を描くのは難しい」という話をみかけた。ああ、そうだろうな、と思う。猫を眺めるのが私はすきなのだが、その魅力は生真面目な表情でハエを追いかけたり床にねころんで尻尾を柳のように揺らせているそのしぐさや動きを眺めることにあるので、絵に落…

ガタピシとしたあまり快くない忙しさの連続で疲弊。関係ないが、研究所全体にメールを送ることがよくあって、そのたびに(送ってからなのだが)「この言い回しはこのようなときには使わない」とか「この前置詞はこんなところに使いません」とメールで教えて…

from "The elementary DNA of Dr Watson"

Back in 1990, the journal Science commented: “To many in the scientific community, Watson has long been something of a wild man, and his colleagues tend to hold their collective breath whenever he veers from the script.” When, in 2000, he …

キレる大人

id:debyu-bo:20071018:1192666091 「地震 雷 火事 オヤジ」って昔はいったのだが、最近は「キレる」でおわりってことか。ユーモアがないなあ。そういえば「カミナリオヤジ」ってのもあった。これすなわち「キレる大人」である。

糠漬けをはじめて早10ヶ月になるのだが、漬けるよりも食べるのに追いまくられて結構大変である。かといって漬けないと糠の質が落ちるし、なので、一人暮らしには向かないものなのかもしれない。一方で食費が激減したのがすごい。漬物ばっかり食べているから…

「日本軍」から「空気」へ

三省堂「日本史A 改訂版」の場合 さらに日本軍に「集団自決」を強いられたり、戦闘の邪魔になるとか、スパイ容疑をかけられて殺害された人も多く、沖縄戦は悲惨をきわめた。 ↓ さらに、追いつめられて「集団自決」した人や、戦闘の邪魔になるとかスパイ容疑…

学者の怠惰について

自分自身が極めて怠惰な人間なのでこんなことを書くのもなんだが、発言・発表・書をしたためる以上学者は中立であることはアリエナイ。解釈は他人がなすのであって私ではない、という立場は”真理追究”の徒である科学者でも第二次世界大戦前までは通常だった…