「急に具合が悪くなる」

「急に具合が悪くなる」を読んだ。名著もとい名勝負な3ヶ月の往復書簡であり、片方は昨年の夏に世を去る。自分の11年前の経験が逆照射されるような言葉の数々を発見してしばし絶句した。ギリギリのところで哲学的思考のアクセルを最後まで踏み込んで空に軌跡を残す。凄絶。

偶然を受け止める中でこそ自己と呼ぶに値する存在が可能になる。

普遍である。実に普遍。突き抜けている。軽い感じで始まる最初から読みすすんで、最後にここに至る。経験の共有としての読書だわ。ほんま。

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