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はっと気がついたら置きっぱなしの大根がたくましく育っていた。捨てにくくなってしまった。
ブレーンストーミングな4日間も終わり帰宅。いわゆるハイスループットな顕微鏡のシステム開発に関する話で、これまでは単にスクリーニングのロボットぐらいにしか思っていなかったが、いろいろ話を聞いているうちにこれはもしかしたら測定機器としてまったく…
チューリッヒ湖の東側のマイレンなる村に滞在中。ブレーンストーミングのミーティングで、延々とディスカッション。私とはあまり関係がないトピックで、なんで専門家でもない私が参加しなければいけないのでしょう、とオーガナイザーに一応問いただしたのだ…
昨晩の四川料理の店はチャイナタウンにあってかなりグレードの高いうまい店だった。 http://www.bar-shu.co.uk ただ、やっぱり辛い。蒸し鶏や蒸し茄子はうーむとうなるほどうまかった。でも辛い。特に勢いで頼んだ唐辛子の海にタコや魚が浮かんでいる料理は…
ロンドンの地下鉄にはフリーペーパーの「メトロ」だの「ザ・ロンドンペーパー」だのといった無料の新聞があちらこちらに置かれていて適当に手にとって眺めるというのが常態化しているのだが、さっき拾った新聞「メトロ」にはなつかしのお顔が。昨夜テレビ番…
ロンドンの東側の地区に来るのは初めてかもしれない。ホテルの予約が遅すぎたせいでどこも開いていなくてなぜだかロンドン大学のクイーンズ・マリー・カレッジ、マイルエンド校の学生寮に泊まっている。大学だけにネット接続環境がとてもいい。ロンドンシテ…
急用で24時間だけ東京。終わらない仕事が入った手提げ一つで朝の成田の出口を出たとたんにジメジメとした梅雨の空気、むむ、お肌に優しい、などと内心思いつつも慣れぬ体から汗が吹き出てきた。用事が終わった後、着るものがないので通りすがりに浴衣を買っ…
ローマ近郊で一日半かかった6時間分の出張講義を終えた後あと、フィウミチーノ空港へ。汽車から降りて空港につくやいなや、18時からすでにはじまっているイタリアールーマニア戦を眺めようとしたのだが、テレビがどこにもない。おかしいなあ、大スクリーンが…
スイスでの学会はダボスのコングレスセンターで。汽車に乗ってチューリッヒで乗り換え、そこから風光明媚な2時間。世界経済フォーラムで有名な会議場なので、どんなにすごいところか、と思っていたのだが、機材は古めかしいし、椅子は座りにくいし、というこ…
先々週のイタリアに引き続き目下スイス。すばらしくきれいなホテルに滞在しているのだけど、やっぱりごちゃごちゃしたイタリアのほうがいいなあ。ナポリのゴミ問題なんてなんのその。犯罪が適当にミックスしているほうが人間らしい。上の写真は先々週のリミ…
2004年ぐらいまで、アメリカ人の研究者って学会発表でブッシュネタのギャグをよくかましていたよね、という話をしていた。どうしてもエクスキューズないしは他者になることが必要だったんだろうな。そうこうしているうちにグローバリゼーションの話。 グロー…
私の判断では日本における”フランス人の女の子”というイメージにいちばん近いと思われる友達がいるのだが、その人からメールがきて、この日本語を腕に彫りたい、酷い内容ではないか確認したいんでチェックしてくれ、というのでそのJPEG画像を見たら、 「雨降…
Song for My Fatherアーティスト: Horace Silver出版社/メーカー: Blue Note Records発売日: 1995/03/03メディア: CD購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (4件) を見る4トラック目の"Que Pasa"が本日のお天気。
女に振り回される男というありきたりな主題だったのだけどー本人に説明を聞いてみたら夢という主題だとのことで、だとしたら笑い話であるがー、そういえば振り回す側の女の描き方ってヨーロッパ特有のものがあるのかなあ、と考えながら眺めていた。日常的に…
William Forsythの新作"Yes We Can't"を観てきた。場所はいつものフランクフルトの倉庫。正方形の舞台にマイクが二本置かれていて、いくつものエピソードはそのマイクを中心に展開。マイクで語られるのはさまざまな断片的な言葉や叫びの反復で、そのほとんど…
長旅のあとの帰宅、冷蔵庫がほぼ空になっておりそこから発掘したカビの生えたパルミジャーノ・レッジャーノをしばし眺め、うーむ、かびをぬぐえばいいか、と適当にキッチンペーパーで拭ってからおろしてたべたら見事にあたって40度の熱が出た。熱がいちばん…
先日某私鉄にのっていたら会話が聞こえてきた。聞こえてきた、というか日本語だと無視できなくて耳に入ってきてしまうのだよな。結果からすれば盗み聞き。会話は50ぐらいの背広のおじさんとその部下かなにかという雰囲気の20代の女性。女性のほうが 女「くし…
日本の生物関係の某大御所がブログを書いている。英語でも書いているので先日の学会で突然その話が出たのだが、「尊敬すべき研究者だと思っていたがあんな人種差別・性差別主義者だったとはおもわなかった」「どんな教育をうけたんだ」「科学者のくせにウル…
きわめて適当に書いたアブストがなぜか口頭発表に採用されたため、フランスから移動して日本へ。空港から通りすがりの神戸元町で何年ぶりだかで台湾料理・丸玉食堂に。あいかわらずの極上豚足に感動。厨房の人たちもそろって歳を取っていたけど相変わらずの…
理論物理の人が80パーセントのミーティングでシャモニー近傍の山中にて合宿。フランス人がほとんど。理論の人って結局現実はどうでもいいということらしいので、困惑した。それにしてもフランスの研究業界の上下関係の厳しさにはおどろいた。この点日本より…
たまたま運良く天気がよかったので日曜に花見。気温は20度。昨年に引き続き快挙である。30人近く人が集まった。日本人が多かったけれど、ドイツ人、フランス人、スコットランド人、マダガスカル人、アメリカ人もまぎれこんで大盛況。ドイツに来てまだ一…
グラーツの計測機器会社に就職したイタリア人の友達が夫婦子供連れで遊びに来た。研究者って引っ越してばかりだから友達を作ってもまた遠くに離れることになる、因果なものだと夫の方がいった。まったくそのとうり、と思った。出会いや別れが多いことはなに…
チベットで起きている反乱・独立運動に関するニュースは10日前の日曜日から眺め始めた。スイスの宿泊先でCNNを眺めたら、オレンジの僧衣をまとった僧侶や、東アジアの若者たちが路上で暴れている様子が放映された。あ、オリンピックのせいか、とその瞬間…
30歳を迎えた同僚のためにTシャツを作った。15人ほどの仲間で”30代とはなにか”というお題で一言かいてもらって(ほとんど全員30代だから)、そのテキストをならべて30という数字の周りに流し込むというアイデア。インド人の理論系のポスドクに、こんなかんじ…
この数週間は人を見送ってばかりなのだが、週末もまた日本人研究者が東京に就職がきまったので、送別会。日本人が十人ほどうちにあつまり、侃々諤々の議論を朝6時まで。日本人で集まるのはひさしぶり。鯛を4匹買ってきて鍋にした。
空手の先輩がウルグアイに月末に引っ越すので家に呼んで夕食を供した。ギムナジウムの物理の教師なのだが、それを3年ほど休職してウルグアイの私立高校で、ドイツ語で物理を教えることにしたのだそうである。海外に一度住んで別の文化の中で自分がなにを考え…
正月が終わって日本から帰ってくるとどうも調子が崩れる。昨年は胃潰瘍だったが今年はひどい風邪。加えていろいろ締め切りが1月のうちに羅列渋滞しており、熱で朦朧としつつも仕事、挫折、仕事、逃避して本、よろよろとまた仕事、逃避してお茶、足湯。しかも…
滞日中に飲んだ人々が、ほぼ誰も「覚悟を決めてのみに来ました」という感じで飲みまくるんでうれしいやらなにやら。前回もふくめれば、あっちでもこっちでも明日有給をとったと言われて、ありゃー、そこまで覚悟きめるか、という感じでした。誰がいったのか…
ドイツの出国審査の際にパスポートを見せた。係官にいつからドイツにいる、と質問された。11年前から、と答えたら、とたんに緊張した険しい顔になった。ははーん、新しいパスポートだからスタンプないんで不法滞在を疑っているな、と了解。ごそごそと探して…
刺身の写真を撮っていた友人から写真が送られてきた。我ながらすごい量だしたものだ。まず1ラウンド。で、2ラウンド目。この陽気そうなにいちゃんはコスタリカ人。スペイン語、フランス語、ドイツ語、英語、イタリア語を自在に操るコスモポリタン。