2004-01-01から1ヶ月間の記事一覧

昨日の私の応答へのid:svnseeds氏の応答。インディペンデントの記事「George W Bush and the real state of the Union」に関して。あー。「操作的」っていう言葉で、私は琴線トリガーをひかれてしまったわけだね。記事の「ランク付け」、をすることにしたら…

「平和的生存権を侵害」元郵政相がイラク派遣中止求め提訴提訴の内容にある「日本人がテロの標的にされる可能性は増大し、平和的生存権を侵害される。」は私の主張と一緒である。がんばれ、タコオヤジ。ところで、二つ年上のドイツ人の同僚がいる。彼は三代…

昨日のコメント。 それと、件のインディペンデントの記事、微妙に情報操作してあるのが気持ち悪いところ。例えば「2003年度のブッシュ減税の効果として、2006年度の税免除額が100ドル以下と推定できるアメリカ国民の比率」と「2003年度のブッシュ減税の効果…

陸上自衛隊、海上自衛隊本体にイラク派遣命令下達。 なし崩し、というのは新聞の社説に頻出する手垢にまみれた批判タームだが、今度こそなし崩し、というべきである。先に派遣されていた様子見の先遣隊の報告は、予定どうり「サマワ安全也」であった。サマワ…

ブッシュ大統領の一般教書演説に対して、イギリスの新聞「インディペンデント」は2004年1月20日付け記事「George W Bush and the real state of the Union(ジョージWブッシュと米国の実情)」で、痛烈な批判を展開している。ブッシュ政権の「成果」を数値で…

訂正

絓秀美 → 絓秀実あわわ。

芥川賞の話から、田舎の優等生の東京デビュー、郊外におけるコミットメント、ガンバル女の子vs煮詰まった男の子、と流れる話がモノスゴクおもろい。ツッコミビリティー全開でわき道にそれながらもどこかでこれら一連の問題は系になっているんだよなあ。けど…

 「一九六八年革命小史」

重力02の「レフト・アローン」をめぐる巻頭討議と、絓秀実の「一九六八年革命小史」を読んだ。絓秀実、というと、私が最初にこの人の名前を知ったのは、かなり昔で別冊宝島の反動保守や現代思想に関するムックだったと思う。「68年革命小史」はウォーラー…

パラノイア

米国当局は「危険人物」として500万人の名前が記載されたリストを持っているのだという。 ザ・トロント・サンの記事。入国審査の時にはこのリストとパスポートの名前を照合する、とか。テロを実行する可能性が人間なのので要注意、ということだと思うけど、…

 日本メディアの泣き言

1月20日付けクリスチャンサイエンスモニター。「ニッポンの派兵、本土では縮小報道」、というような見出し。「自衛隊イラク派兵に対する日本の報道姿勢に関する記事。ちょっと誇大な見出しではある。なにしろ、オリンピックの「日本選手団現地入り!」なほど…

 ネイチャーアップデートいくつか。

テレパシーが存在するか否か、という公開討論が1月15日に200人の聴衆を前にロンドンで行われた。発生生物学者の有名人で、発生における位置情報の存在を提唱した権威、ルイス・ウォルパートと、形態形成場は時空を越える、と20年前から提唱しているルパート…

ほとんどオリンピックないしはワールドカップの報道。「日本選手団、サマワに到着!」である。id:seijotcpさん経由。

 映写と射影

阿部和重「シンセミア」に引き続き「インディヴィジュアル・プロジェクション」を読んだ。遡行。イー・フー・トゥアンという「現象学的地理学」なる分野の泰斗(というか始祖である)がいる。ウィスコンシン大学の先生だ。私がよく憶えているのは、「空間」…

天災待望、カタストロフ祈願、ガイアツ依存症について書いた先日の話の関連であり、昨日書いた、自分勝手な温度差、にも関連する事を、美濃口さんが問題にしている。 [引用]血生臭い紛争が本格的になる前に中立な軍隊を送り込むことは、事態の沈静化で予防に…

A8 速度取り締まり機の場所 146.0 135.5 126.0 (ウルムーシュツットガルト間)

log

若者とダンス対決して、バク転しようとしたら床に落ちてしまった。したたか肩を打って半ば気絶。朝4時半、ひさしぶりのバーを訪れた。その名も「ホーリー・ホーム」。恐ろしく汚いバーである。戸を開けて中に入ると、閉店だよ、と店員に怒鳴られる。が、もう…

先日書いた、スカーフ禁止関連の法律に関するデモ[朝日]。 宗教的であるか否か、というのは定義できるのだろうか。 いってみれば「ナイキ」とか「プラダ」も宗教なのではないのか。ナイキの靴、Tシャツ、全て厳禁。 あるいは星条旗。星条旗そのものは、「God…

戦争な気分と http://www2.asahi.com/special/iraqrecovery/TKY200401160174.html http://www.asahi.com/international/update/0119/010.htmlハローワークな気分 http://www2.asahi.com/special/iraqrecovery/TKY200401150305.html http://www.mainichi.co.j…

いずれはこうなることはわかっていたのだが、遺伝子スクリーニング、解析、推論、次の実験の計画、スクリーニング・・・を行うロボットが発表された。ゲノムプロジェクトの進展と共に、遺伝子はわかっているが、機能がわからない、という蛋白質がぞろぞろ出…

ナウシカとテロルに関連して。つい先日「死都日本」(石黒 耀、ISBN:406211366X)を読んだ。霧島火山帯の破局的な噴火(いきなり30 万人死ぬ)と引き続く東海大地震で壊滅する日本、という天災シュミレーション小説。人がバタバタ死ぬは、経済大国日本が滅亡…

オランダの財務省が「白い靴下は公務員にふさわしくない、と布告。公務員たるもの、ダーク・スーツを着て、黒い靴下を履かねばならないそうだ。フランスにしてもドイツにしても、服装の規定が巷で最近よく話題になる。フランスでは先月、学校では宗教にかか…

"No Logo"で鮮烈なデビューを果たした反グローバリズムの若手論客、ナオミ・クラインの最新テキスト。(和訳) 引用When Bush came to office, many believed his ignorance would be his downfall. Eventually Americans would realize that a President wh…

映画「ブラックホークダウン」に追加された悲しい結末映画のような映画の話でありながら本当の話。ソマリアの英雄が、イラクで撃墜された。このサイト、今日はじめて知ったのだが、かなり興味深い記事がリ ンクされている。これ↓とか。アメリカ国内の核兵器…

ハンス・ショーラーがドイツに戻ってくることになった(フランクフルター・アレゲマイネ。)。ショーラーはES細胞を使った生殖細胞誘導研究の最先端を走っており、現在はペン大にいる。マックスプランク研究所のディレクターに任命されたとのことなので、か…

タバコ仲間のドイツ人が、休暇明け休暇明け、とぶつぶついっているので、なにしてきたんだ、と聞いたら、「家にいた」という。10日間、電話線を切り、ケータイを切り、食料を買い込んで外部とのコミュニケーションを一切断って家に閉じこもっていたのだそう…

ルーマニアから女奴隷を調達してイギリスで売春させている女衒が逮捕された、という記事。女衒自身が逮捕されることは、珍しい、とのコメントがある。東欧の10代の女の子を騙して、西側でタコ部屋に閉じ込めて売春させるという話はよく聞く話である、2年前に…

ドイツが原子力発電所を人工霧で防衛することを検討中なのだとか。GPS使えばミサイルや戦闘機による攻撃には無効である、という反論もあるが、旅客機ハイジャックを使ったテロリスト攻撃に対しては目視での攻撃になるので有効だろう、とのこと。起動時間は10…

週末、「ザ・ラスト・サムライ」を近所の映画館で見た。美しいファイトシーンの連続。騎馬戦をこれだけ美しく撮影した映画はめったにない。アメリカの開拓者は西部を目指し、先住者であるネイティブアメリカンを虐殺しながら西海岸にたどり着いたわけなのだ…

ブラック・ホーク撃墜。米兵9人死亡。 http://www.guardian.co.uk/Iraq/Story/0,2763,1118692,00.htmlロッキングオンの雑誌Sightの最新号に掲載されていたインタビューで、藤原帰一さんが、「これから寒くなるんで、ますますロケットが当たるでしょうね」。…

追記リンク

パウエル長官の言いたいのは、民主主義を広げることが米国の歴史的な使命という世界観を大統領が捨てないのなら、それでけっこうだが、その世界観を実現する手だては、ネオコンの単独行動主義ではなく、自分が主張する国際協調主義にしてもらいたい、という…