日本メディアの泣き言
1月20日付けクリスチャンサイエンスモニター。「ニッポンの派兵、本土では縮小報道」、というような見出し。「自衛隊イラク派兵に対する日本の報道姿勢に関する記事。ちょっと誇大な見出しではある。なにしろ、オリンピックの「日本選手団現地入り!」なほどの報道振りなのだから。でも記事自体は日本のメディアに関する詳しい解説になっている。政府が報道自粛の要請をしたことに関するレポートが主だが、これに加えて、そもそも日本における報道の自由はきわめて低い、と、記者クラブにおける外国メディア排除などにも言及。「国境なき記者団」は報道の自由をランク付けしていて、日本は44位である、とかなり皮肉っぽい。しょうもねえ恥さらし、と思っていたら、「いうとうりにしますので、記者会見してください」とサマワの日本記者団が共同で申し込むらしい。泣き言である。ガキか。政府発表の垂れ流し報道しかできない、ということなのである。