昨日の私の応答へのid:svnseeds氏の応答。

インディペンデントの記事「George W Bush and the real state of the Union」に関して。

あー。「操作的」っていう言葉で、私は琴線トリガーをひかれてしまったわけだね。

記事の「ランク付け」、をすることにしたらいいんじゃないかな。フィギュアスケートの「芸術点・技術点」みたいにいくつかカテゴリーがあって、記事が話題にのぼったら、まずは点をつけてみることにする。 よかったら是非カテゴリーの提案をおねがいしたいのが>おれカネ先生。「ヒデキ指数」みたいなかんじで。よろしくおねがいできるでしょうか。

「世界を動かす石油戦略」

で、石油の話。私はそんなに予定調和静観的ではなくて、理性的に開発を開始すべきだ、ということなのです。中国の話をスケールがでかい、スゲエ、っていってちゃダメじゃん、と思う。かつての戦艦大和みたいなもので、目下巨艦の整備に邁進するものの石油がなくなって(あるいは石油がとても高価になってから)呆然とする、という近未来の日本を想像して、私はペシミスティックな気分なる。

 一方で中国のプロジェクトを見聞してスゲエ、と思うように、"戦艦大和"が他の国からみたら、スゲエ、ってこになる、ということは意識していた方がいい。

中国、で思い出した。三峡ダムの話。日本ではかなり前から、そんなバカでかいダムで自然破壊してどうするんだ、とか、うまくいくはずがない、下流の土地がやせる、うんぬん、とか言っていたけど、最近シュピーゲルに記事が載っていたが、うまくいっているみたいだ。

ともあれ、全体の理屈が破綻して/しかけて呆然となってから、なんとかしよう、と慌ててパッチあてるなり、開発しようとすることを見込む、というのは自然災害待望論とよく似ているのではないか。あるいはガイアツ待望か。荘子だったらそう言うだろうけれども、私は荘子ではない。 自助努力重視。私は現状追認的な社会のありかたっていうのを認めたくないのだ。というわけで、まさにインディペンデント(ベタですまん)。