2007-01-01から1年間の記事一覧

[link] Deezer ストリーミングのシェア

http://www.deezer.com/フランス発のストリーミングシェアサイト*1。これはちょっとすごい。実に15万曲収録(主催者発表)。このところいろいろいろいろサーチして家でかけっぱなしにしている。 「DEEZER」はフランスのサービス。サイトに「LEGAL」 としつ…

玉砕から自決へ

lovelovedog 氏のキーワード「集団自決」のこの編集はいかがなものか?@捨身成仁日記 http://d.hatena.ne.jp/buyobuyo/20071012#p1”集団自殺”ないし、”集団自害”であれば私の記憶の中で強烈なのが沖縄の話に加えて、ジム・ジョーンズの教団が行った薬物によ…

子どもに読ませたいと思う児童向け絵本ランキング

・・・なんていうリストをながめていたが、「け」と思ってしまったのだった。 というのも子供の時に深く心を揺さぶられたのはこれ。やっぱりおおかみ (こどものとも傑作集)作者: 佐々木マキ出版社/メーカー: 福音館書店発売日: 1977/04/01メディア: 大型本購…

日本人は比較的休んでいないが、日本は結構休んでる。

10月10日っていえば体育の日だな、と思い出した。最近はなにやら休日が前後にスライドするそうだからいつが実際の休みになったのかしらないけれど*1、ついこの間日本に行っていたときも2回休日があったので、なんか多いよな、と思う*2。事実、 実はすで…

Gato de Mesa Camilla

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グラナダ出身の女の子と広場のカフェに座っていた。夕方もはや15度ないしはそれ以下、という気温なのでいいかげん寒くなってくる。いやー、コタツがあったらいいんだけど、ということでこたつの説明をしたら、グラナダにはなんとコタツ的なるものがあるの…

弱者暴力雑感

下記引用の元の文章の意図は別のところにあるのだが、部分的に私はああ、と思った。 繰り返すと、一つの暴力(例えばいじめ被害)に苦しんだ人間が、なぜ別の他人に全く同じ暴力(いじめ加害)を振るい、しかもその相手に当のレッテル(お前こそがいじめっ子…

恒例ビール祭り

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オクトーバーフェスト。毎年欠かさず行っているので、やめられない。今年も義務を果たしたような気分。テントはいつもどうりアウグスティナー。 テーブルの上に立って騒ぐというのが正しい参加マナーである。こころなしかいつもの年よりも客が少なく、簡単に…

ミュンヘンのHaus der Kunstで展覧会を開くべきだと思う。

http://f.hatena.ne.jp/gorilla-boots/ すごいです。このDJ能力。どっから拾ってくるのだ、というその一例。 これも捨てがたい うわー、これも。 深淵ですな。

自由と秩序

人間社会において個人の自由と社会の秩序は反比例*1するのだろうか、と考えてみると、そうじゃないだろうな、と私はなんとなく思う。下の図でいえば、青のカーブが自由と秩序が反比例の関係だ*2。社会の秩序がなくなればなくなるほど、人間が自由になるとい…

日本から本を買う

しばしドイツから注文して日本の本を買う場面がありそうなので(最近30キロのスーツケースとかで帰ってくるのがいやになってきた)、どこに注文すればいちばん安くのかチェックしてみた。こうした調査はすこしふるいものとして、海外発送コムのこのあたりの…

日本雑事

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外人同士コミュニティ 日本滞在で修行中のドイツ人の空手青年(メルセデス・ベンツの工場労働者である)と新宿東口交番前で待ち合わせた。遅れていったら連れがいて、アメリカ人の女の子。連れと思ったけど、実は単に来たばかりで右も左もわからないものだか…

ビルマ

ビルマの民主化運動の話、ソースがほとんどウェブらしいのにそのことを記事にちゃんと書いていない日本の新聞、妙だな、と思った。ドイツのFAZを昨日眺めていたら、写真にちゃんとウェブサイトのクレジットが載っている。長井さんの殺害映像は衝撃的だっ…

ナオミ・クラインの新著のレビュー二つ

ナオミ・クラインの"The Shock Doctorine"という本が最近出た。結構な話題になっている。The Shock Doctrine: The Rise of Disaster Capitalism作者: Naomi Klein出版社/メーカー: Metropolitan Books発売日: 2007/09/18メディア: ペーパーバック クリック: …

ドイツに帰着。気温が10度低い。

 地盤沈下

日本国内移動中に読んだ本ワーキングプア―日本を蝕む病作者: NHKスペシャル『ワーキングプア』取材班出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2007/06/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 48回この商品を含むブログ (52件) を見る「貧しい日本」のレポート。こ…

まるまる一週間某所で多数の方々と朝から晩までディスカッション、後に知人別荘で休養がてらうだうだ、のつもりがそうでもなかったりした。結局帰国前日も仕事ということになりそうで、半分は夏休みという計画が幻想であったことを知る。

正直なのはスバラシイ。

ホテルのレストランで耳にした少々ヤクザな雰囲気のヤナセのディーラーらしき客と、いかにも実直そうな従業員の会話。「このホテルには来はじめたのが、20代でしたよ。若かったなあ。」「はあ」「なにしろ最初に来たのがちょうど30年前。年に2、3度は使って…

東京

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フランクフルトからのJAL408便にはサッカーの日本代表が乗り合わせていた。フランクフルトのゲート前で日本の観光客がその偶然に興奮して写真をとりまくっているのを眺めて知った。三大陸トーナメントの帰路である。困ったのが成田での荷物の受け取り。サッ…

日本の首相の辞任

出勤したらフランス人の同僚が”日本の首相が辞任したってさー”というのでニュースを眺める。 −−参院選直後ではなく、なぜ今、辞任を決断したのか。 参院選は厳しい結果でありました。そこで反省すべきはしながら、今進めている改革を止めてはならないと思い…

ドレスデンでうつされた風邪がテーリング。

無断リンク

このセリフはつまり責任回避なのではないか。「不適切と思ったら削除してください」=「削除されないということは内容の責任を管理者が持つ」という発想だ。多分明白に意識してのことではないのだろうと思うが。 不適切なら削除してください @ 妄想科學日報 …

ドレスデン

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これでたぶん5回目だと思うのだが、ドレスデンに出張。6年前から行く度にあたらしい建物ができていて、活気もどんどん増してきている。再建されたフラウエン教会の周りでは道がわからなくなった。いつものことながら、学会の関係者を連れてレストラン小倉で…

DMD

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コースに来ているマルセイユの工学部の院生と、マックスプランクのディレクターと飲みにいった。院生の専門はテレコミュニケーションだ、というのでなんでまた生物のワークショップに、という話になった。顕微鏡の開発をしている、とのことで、Structured Il…

文化資本の再生産

walkinglintさんとかが指摘しているようだけど、文化資本の再生産について。 主に教育と社会階級について分析。単に裕福な家庭の子が進学で有利というだけでなく、文化資本(上品で正統とされる文化や教養や習慣等)の保有率が高い学生ほど高学歴であることを…

近況

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コースがまだ続いているのでごたごたと落ち着かない。参加すべきセミナーも続出。昨年からマックスプランクのディレクターになった元うちの研究所の人の講義があった。セントラルドグマは間違っている、という宣言で始まり、かなり期待。結論がどうもそうで…

ナード

"nerd"という単語の和訳には少々困る。ハイテクオタクとかいってしまうとナードというネトッとした語感が失われてしまう。グーグルで定義を調べてなんかわらってしまった。ナードな人達が熱い少々屈折した思いを込めて書いたとしか思えない定義がいろいろ。…

コースが始まってヨーロッパの各地から院生。なんか優秀な人が多く、質疑応答がかなり深いところまでいっていた。コースのあとはドレスデン、そのあともしかしたらイタリア・ベローナ(友人の結婚式なのだが、ギチギチの前後で悲しむべきかな、いけないかも…

flow fest

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ヘルシンキのMeccaなる内装の凝ったレストランで飯を食った。昨年度のフィンランドレストランランキング16位に入っている、という。確かに鮭の刺身にカブのマリネとゴマを合わせたり、となかなか凝ったものも出てくるのだが、ワインもそんなによくないしい…

この二日は一週間でたまった仕事だの人だのがどっと押し寄せて少々グロッキー。ロンドンからは矢の催促。人がこちらの都合にかまわずおしかけてくるので、参る。ついに、忙しくてディスカッションしてられない、とやてきた一人の院生にいったら、でもボスが…

フィンランドのナショナル・ヒーロー

フィンランドの文化ナショナルヒーローといえば、作曲家のシベリウスに建築家のアールト。 トゥルクにはシベリウス博物館というシベリウスの業績・写真・関連報道などを集積した博物館がある。行く予定はなかったのだが、私とアメリカ人を呼んでくれた教授が…