Gato de Mesa Camilla
グラナダ出身の女の子と広場のカフェに座っていた。夕方もはや15度ないしはそれ以下、という気温なのでいいかげん寒くなってくる。いやー、コタツがあったらいいんだけど、ということでこたつの説明をしたら、グラナダにはなんとコタツ的なるものがあるのだそうで(スペインのほかの地域にはないだろう、とのことだが)、"mesa camilla"というのだそうである。セントラルヒーティングが一般的になった今日ではあまりみかけないけど、古い家に行くとまだあったりするのだそうだ。床に座るわけではないが、テーブルの下に練炭を置く場所があって、テーブルに布をかけてみんなで温まる、なおかつ一度入ったらでられなくなるということだからコンセプトとしてはこたつである。”コタツネコ”って言葉もあるんだけど、といったら即了解して"Gato de Mesa Camilla"、なるほどねー、といっていた。南スペインに妙に親近感が沸いた。