2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

日本で検閲してどーすんの

毎日のレバノン関連の記事、配信先と本家で記事が違うそうです。本家は”検閲”後?[exhale]のapoさん情報。

米国は戦争の続行を支持

昨夜(日曜未明)のレバノンの避難民に対するイスラエルの”誤爆”によって今日一日でさまざまな展開があった。 レバノン:イスラエル軍、南部を空爆 57人死亡 毎日 イスラエル軍は30日朝、レバノン南部ティールの南東約10キロの町カナの民間人居住区を…

積分的歴史観

同じぐらいの歳のベルリン出身の人に出会うと、私はかならず「1989年、壁が壊れたときになししてた?」と聴くことにしている。私は当時日本の大学の学部生で、壁に上って騒ぐ人々をテレビを通じて眺めていた。ベルリンの壁が壊れる、というのは冷戦の終…

ガザ

見せしめのためにイスラエルによって狙い撃ちにされたパレスチナ・ガザのいくつもの橋について。パレスチナを目下取材中の土井さんの取材日記より。 これら破壊された複数の橋は、海外の援助で建設されたもののはずだ。援助したインフラがイスラエル軍に破壊…

レバノンの空爆は激化する。

ローマでの各国代表によるイスラエル・レバノン戦争(戦争とはいってもあまりに一方的であるが)に対する停戦介入の模索が米国国務長官ライスのちゃぶ台返しにより失敗に終わった後、イスラエルはさらに対ヒズボラ攻撃を継続する(すなわちレバノン爆撃)、…

 戦争を始めるんだったら夏がいい

コール先生。イスラエルが戦争を始めるのは夏であることが多いのだとか。なぜなら、こうした軍事行動に反対する世論は欧米の大学から出てくるので、夏であれば夏休みでそうした意見が出にくい、ということだという。推察なんだろうけど、なるほど、である。…

レバノン駐留国連軍に対するイスラエルによる爆撃

26日夕方、昼過ぎから続いた国連駐留軍(Unifil:UN interim force in Lebanon 人員二千)に対する爆撃で、国連の非武装監視員4名が死亡した。それぞれの監視員の出身地はオーストリア、中国、フィンランド、カナダである。イスラエルの首相は「誤爆である…

今年のドイツは暑くて大変。3年前の夏のようである。

イスラエル・ヒズボラ(事実上レバノン侵攻)紛争関連

またまた「テロとの戦い」である。ガーディアンの「これまでの経緯」フラッシュ。わかりやすい。フィスクの06年7月14日付記事: つい先日まで”民主的政権”と賞賛され”シリアによって首相を暗殺された”はずのレバノンは今や「テロリストをかくまう国家」で…

この半年で白い髭が三本から数十本に増えた。南無阿弥陀仏。

学生政治運動の制御

今の日本で大学生の学生運動がなぜ下火か、という話をid:qushanxinさんが分析している。主体的な選択ではなくそれはいわば環境要因ではないか、という主旨である。環境要因として(1)大学生の非エリート化(2)各大学内における一体感の低下などを挙げて…

言文一致運動の夜

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関係ないのだが、上のイタリア語で思い出した。昨夜イタリア人にカタカナを教えていた。頼まれたわけではなくて、日本語の表記はどうなっているのだ、という話をしていたら彼がおもしろがるのでいつのまにか二時間にわたるカタカナ講習になってしまったので…

機械の中の酔っ払い

この一週間はモンテカルロ・シミュレーションにとっかかっている。最初に考えた物理学者たちがカジノで遊んでいるときに思いついただの、さいころを振るようなシミュレーションだからカジノの名前をつけた、だのいろいろな伝説のあるネーミングである。なん…

キャリアパス

高校生に「サイエンティストにどうやってなるのか」という話をしてくれという要望が舞い込んできた。うちの研究所にはパブリックリレーションということで、高校生や高校教員、大学生向けの企画を次々にうちだすセクションがあるのでそんな仕事も頼まれるの…

移動の自由

うちの研究所のセルビア人の院生と先日飲みながら話していて、ひどく苦労しているのだなあ、と同情した。なにに苦労しているかというと、国境を越えた移動、滞在に苦労しているのである。ドイツに来るには短期滞在であってもビザが必要、とのことで、奨学金…

親知らず雑感

log

先日親知らずを抜いた。抜くまでの数日、あまりの激痛にイブプロフェンを頻繁に処方したが、薬の効果は5時間弱で切れるので、まともに寝ることもできなかった。抜歯から5時間ほどで飯も食えるようになり、夜の抗生物質を最後に投薬をやめた。10時間ほど出…