2003-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ストリップ摘発に反テロリズム法

http://ok.halhal.net/~senichi/j/news-topics.htm元のLas Vegas Review Journalは http://www.reviewjournal.com/lvrj_home/2003/Nov-05-Wed-2003/news/22521283.htmlパトリオット法がストリップクラブのオーナーに対して拡大適用された。操作を行ったのはF…

「知の不良債権」 

http://www.juryoku.org/hihyouheisoku.html2001年の文章、ということは、まさに「固有名のフェティシズム」痴話が盛んだったときかもしれない。人物評をフルに内臓した文章はどこか下品だ、という印象を与える。批評が人物を離れて結果だけを議論することが…

コーネルのウェブ教授のセミナー

新しい話。 Second Harmonic Generation -> anisotropic, textures, non-stained samples あまりつかえそうにない。 古い話。 2光子励起レーザー顕微鏡のこと。マウスの脳、解剖せずにミクロな電位変化測定(蛍光標識) FCS。細胞膜上のリセプター・リガンド…

イラク情勢

自衛隊派遣含む支援縮小考えず 岡本補佐官 イラク訪問中の岡本行夫首相補佐官は5日、バグダッドで日本人記者団と会見、「テロ事件でイラクの治安が緊張状態にあるのは確かだが、ここで退けば国際支援の努力を頓挫させようというテロリストの思い通りになる…

日本の侵略戦争

よっぽどのことがない限り、日本はイラク侵略に参加することにとになる。私の頭をよぎるのは、ドイツ語の夜間学校で机をならべたイラク人のパン屋だ。一番最初のクラスで、ドイツ語がほとんど喋れない人間ばかりだった。そのイラク人は気のいい男だったが、…

イラク情勢はますますベトナム化している。ベトナムではなくカンボジアにおけるポルポト政権の映画であるが、先週末、たまたま「Killing Field」を見た。10年以上前にも見ているのだが、クメールルージュの大虐殺は何度聞いても理念型の思考のあやうさを感じ…

「母国語の呪縛の外へ」(id:Ririka:20031102#p1)に関して思ったこと。 [id:flapjack:20031101#p2]経由。感性・思考という部分でいえば結論は言語非依存ではないか。そうでなければ文学の普遍性はありえない気がする、と大上段だが、要は翻訳文学を否定する…

20代半ばのクロアチア人の友人と飲んでいて、いつか聞こうと思っていた質問をした。「戦争に行こうと思ったか?」差障りのある質問かなあ、と思ってずっと聞くのを控えていた。私の記憶の中では、かなり強烈なプロパガンダを流して戦意発揚工作をしていた、…

子供は紅葉する山を見て美しいと思わない。大人が紅葉する山を美しい、と感じるのは、経験依存的である。味覚も同様である。えぐみ、という経験をもたぬヨーロッパ人は、器質的にもえぐみを味わうことが不可能である。

 履歴の導入

は単純である。時々刻々と変化する外界の刺激及び、目を閉じる・閉じないあるいは明るさを意味する。は複雑である。なぜならば、経験が関わる部分であるからである。例えば電子顕微鏡学者は、通常の人間には見ることができない構造を電子顕微鏡像の中に見出…

 内部と外部の重み

とは、観念論と経験主義に対応する。 この二つは対立した考え方として歴史上さまざまな形で変奏されてきた。「世界を自分の思うようにしかみることができない」が観念論である。観点は所与に構成されており、外界は観察者に影響することがない。すなわち、知…