内部と外部の重み
とは、観念論と経験主義に対応する。
この二つは対立した考え方として歴史上さまざまな形で変奏されてきた。「世界を自分の思うようにしかみることができない」が観念論である。観点は所与に構成されており、外界は観察者に影響することがない。すなわち、知覚画像はの強度の影響下にある。一方で経験主義は外部刺激依存的な知覚画像ということになる。が知覚映像の原因そのものである。しかしながらこうした考えは、ネコの実験が示すように間違っている。現実に物をみたり、一方で夢をみるように、時間依存的な重みの変化がある。先日の式を次のように書き換える。
このことで、結果する総知覚映像にたいするとそれぞれの時間依存的な重み変化を加えたことになる。