座標に依存しない、という解析力学の立場はマクロな設定を構成原理とするのではなくて、構成単位が行為することでマクロが結果する、というオートポイエーシスな構成原理に近くなるのではないか。すなわち関係性だけの記述で全体が構成される。生物の形態形成もまたオートポイエーシスであり、だとしたら生物の運動を記述するのは座標に依存しない系で行うべきである。