かつての日大闘争右翼学生語る。
先月日本で鮨屋のカウンターで聞いた話を思い出した。隣にたまたま座っていたオヤジの話なのだが、68年から69年の日大全共闘をめぐって。オヤジはいわゆる体育会系や右翼学生の側にいた理事長側の人で、車のトランクに日本刀を何本も載せて全共闘側の学生を懲らしめにいったという武勇伝を語る。白刃きらめかせて、ってな感じで私はいい気なものだ、とおもいつつもはあはあ、と話を聞き続けた。なんで他の学生と一緒に闘わなかったんですか、とそれとなくきいてみたら、かの有名な古田理事長からカネをもらっていた、とのこと。その後も大学側から某市役所に就職を斡旋してもらい安泰の人生だった、理事長には今でも恩義にきている、とのことである。日大全共闘のことは結構文章を目にしているのだが、右翼学生をカネで雇っていた、というのはちょっと初耳だった。