ちょっと気になった話2

対馬トンネル
http://d.hatena.ne.jp/jkondo/20080204/1202077484

jkondoさんが九州と韓国の間にトンネル掘ったらどうかな、という話を書いていて、おー、そりゃいい、と思ってコメント欄やらブックマークコメントなぞを眺めていたら、反対ばかり。しかもその理由が韓国と地続きになるのはゴメンですとか、某宗教団体の構想と同じだ、とかばかりで、要は”韓国と繋がる”というところから想像がその先までいっていないことに、ちょっとオドロイタ。
大陸にトンネルを掘るということは例えばロンドンまで汽車に乗っていくことができる、ということである。その間にさまざまな国を通過する。東京から乗車してずーっと乗っていると、韓国人、中国人、ロシア人、インド人、アラブ人、ウクライナ人、ポーランド人、ドイツ人、フランス人などなどと乗り降りする人が少しづつ変わり、車内販売の食べ物や飲み物が変わり、やがてロンドンに到着するのである。ロンドンで駅を降りて、お、あの日本人まだ乗っていた、とかみつけて思わず目で会釈。などなど。これはひどくおもしろい話だ。夢がある。というようなことを考える人も結構いるだろうな、とかそんなコメントあるだろうな、とか思ったので、半島と接続、ということしか考えが及ばないのを見るにつけてとても意外だった*1

*1:細かいことをいえば、たとえばユーロスターがパリとロンドンを結んだからといって、英国人の考え方が大きく変わったとは思わない。英国人がパリのアパートを買うので地価や家賃が上がってたいへんなんて話もある