今日は世界のいろいろな人と話していたのだが、感触として得た最大の傾向は世界がブロック化しているということだった。国家というような広範なレベルではなくて、例えば東京・非東京というようなレベルのブロック化が凄まじい勢いで進行している。いうなれば、世界中に都市が点のように割拠して、そのまわりにカオスと荒野が広がるというようなイメージ、これに対して間違っていると世界レベルでいえる人間がこれまた少ないという点に私はかなりげっそりした。げっそり、というのはなぜかといえば、たぶんこの闘争におそらく私の後の人生を費やせばならぬことを認識したからである。まあ、世迷いごとなれど本人いたってまじめ、とかいう人間もいるらしいけど。