ギムナジウムの制服
萩尾望都の創作の功績を汚したいとはおもわないが、おそらく多くの日本のマンガ読みが誤解していること。ドイツの通常のギムナジウム*1に制服があったことはいまだかつてない。いわゆる平服で高校に通っていた。これはヨーロッパの中でも特筆に値することで(ナチスの時代でさえ、制服がなかった)、イギリス(GB)やフランスの高校の制服好きとは異なっている。ケストナーの”飛ぶ教室”とかがなんとなく古きよきギムナジウムのモデルになっているのかもしれないけど、本を読んでみたらわかるように制服は無い。
...なんてことをあえて書こうと思ったのは直下の自分の記事に関連することもあるが、以下の記事をみかけて。ギムナジウムカフェかよー。実態を写真にとってアップしたくなる。ひでーぞ。
男の、男による、男のための! 「男子校カフェ」体験取材記
*1:ゲザムトシューレという特殊ともいうべき最近流行の私立高校はどうなっているのかしらないが、知る限りでは制服は無い。