学振、独研究協会 覚え書きに署名

日本学術振興会小野元之・理事長とドイツ研究協会のエルンスト・ハートヴィッヒ・ヴィナカー会長は8日、ホテルニューオータニで日独共同大学院プログラムを設立する覚書に署名した。日独双方の大学が一定規模の大学院博士後期課程の学生を相互に受け入れ、共同で指導する新しいプログラム。18年度から実施される。

欧州的サイエンスと日本的サイエンスは互いに共感するところがおおい、と普段から思っている。欧州・日本という第二次世界大戦後長らく衰退してきた科学研究交流。欧州にしろ日本にしろこのところ米国ばかり向いてきたのだが、こうしたかたちで交流が復活しつつあるのはよいなあ、と思う。