円統計?
Circular statisticsって日本語でなんていうんだろうか。円統計かな。グーグルしてみたら”循環統計”なんて言い方をしている人もいるみたいだが、確固たる訳語はないらしい。方向性を含むデータを処理するときには360度で0度に戻るので、普通の統計ではうまくいかない。例えば、単に平均をとると、0度、0度、359度、359度という4つのデータの場合、およそ180度と大嘘な統計値になってしまう。そんなわけで特殊な処理法が必要になるのだった。
かつてそんなデータを処理したときにはvon Mises統計なる手段を用いたのだが、かなりツギハギ的だった。またぞろそんなことをする必要が出てきそうなので、こんどはもう少しちゃんとやろうと本を注文。
Statistical Analysis of Circular Data
- 作者: N. I. Fisher
- 出版社/メーカー: Cambridge University Press
- 発売日: 1995/10/12
- メディア: ペーパーバック
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