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某天才系の人による、今後の日本の研究社会はいかに推移するかという中期的な展望に関する長文のメモを頂く。世界的な混乱と、日本の混乱がたまたま重なっている、という点がなにやら新鮮だった。分離して一度考えてみると確かにおもしろいかもしれん、と思う。私が同じ見方をしていた細かい点は、人材の流動化を若い人間だけで暴発させた今の状態に対する問題意識だった。これ、絶対に問題になる。
関係ない話になるが、この人は本当に頭がいいと思う人間に私は何人か出会っている。いつも面白く思うのは、その頭の良さが常にオリジナル、ということだ。頭の良い人には定型がない。回転の速さとは関係がない。だからどこか感動的でさえある。