現代美術館(Pinakothek der Moderne) ランボルギーニ展

フェラーリに「所詮トラクターしかつくれんだろ、オマエ」といわれて一念発起、田舎のトラクターメーカーからスーパーカーの代名詞となったランボルギーニの歴史の展覧会。現代美術と称するにふさわしいだけの美しい流線型。ディアブロを目の前に、ところでなぜ私はこの車たちを美しいと思うのかとしばし呆然。機能美、という言い方もあるけれど、そこに凄まじい機能がそなわっているという前理解があるから私はこれを美しいと思うのか、それとも本当に美しいのか、どっちなのか、とナイーブな気分になっているうちに閉館時間になって追い出された。神秘性を強調するため、とかで会場が暗すぎた。難点。ポスターを買おうと思ったらもう売切れだった。