ゴーグルエース 欧州ツアー第二弾最終日・ミュンヘン

昨年のツアーの際にはなんと一緒に飲んだだけ、という誠に申し訳ないことになっていた60'sJ-ROCKなグループ、ゴーグルエースのライブを初見。一ヶ月のヨーロッパツアーの最終日。あまりおもろくない前座バンドが引いた後に、「ジャーン」という轟音とともに登場、ドラマーのエリクリ嬢の「ワン、ツー、スリー、フォー」という雄たけびを合図に息も切らせぬ堂々二時間の狂乱。すごかったー。芸能という日本語を私は何度も思い返した。カマチガクによる「みなさまありがとうございます」的なザ・ジャパニーズ芸能の朗々たるMCと怒涛の8ビートをこれだけうまく叩き込まれると、観客は言葉わかんなくてもなんとなくなにを言っているのか、想像がつくわけなのだなあ、ととても感心。

それにしてもエリクリ嬢は凄かった。合間にドラムから放れて客の間を巡りながら歌い始めたのだが、これがまたうまい。絶妙にうまい。あとで、歌がうまいのはともかく(歌謡曲、かくたるべし)、なんであんなにスゴイ目線できるの、と聞いたら、えー、恥ずかしいじゃなーい、とフラれてしまった。なんでもその昔演劇の経験があるとのことなのだが、2時間ぶっつづけで観客を圧倒しつづける目線ってーのは演出じゃなくて、芸能なのである、と私は一人納得したのだった。ウスイ氏に、構成はだれがやっているわけ、と聞いたが、そんなことしていない、のだとか。うーん。やはりこれは芸能だ。

目下一年に100本のライブやっているとかで、来週にも東京でライブだそうだ。ライブがすごい、というバンドを見たかったら是非どうぞ。右上の写真は昨年のヨーロッパツアーの、オン・ザ・ロード記録DVD(ASIN: B0000TCMZC)。インディーズ系のバンドが、海外ツアーするノウハウ、中央ヨーロッパの観光ビデオとしてもどうぞ。酔っ払った私も、どこのアホだ、という感じでちらちらと登場。

ゴーグル・エース
http://www.goggle-a.com