Maria João & Mário Laginha

クリエイティブなスキャットとオーバーアクションなステージングを眺めながらポルトガル矢野顕子、と思っていたら、そんな評もすでにあったりして同じようなことを日本人は誰でも思うかもしれん。でも矢野顕子のほうが一枚上手だ。ピアノもうまい。*1

それはともかくもマリア・ジョアオ(ポルトガル語ではJはジェイなのかな)のことだが、少々疲れ気味で押さえ気味に歌っていた彼女よりも、ベースとドラムがいずれもブラジル人で凄かった。特にベース。6弦ベースをまるでギターを扱っているかのようにメセニーばりで弾きまくる恐るべきこの男の名前はYuri Souza。家に帰ってからネットで名前を調べたけれど、このユニット以外では名前がでてこない。ちと残念。

聴きに行った理由は、パンクオヤジの友人のオススメだったことと、会場が家からすぐちかくだったから、という理由。この会場は座席数200ほどで小さいながらも面白い企画がいろいろあるのでとてもよいのだが、小さい故に宣伝がないので、気がついたころには実は見たかったライブは終了している。今月初めにあったBugge Wesseltoftのライブは行きたかったなあ。今日、パンクオヤジに「あんまりよくなかった」と言った。前回はなんとノリまくりで2時までぶっつづけ、会場のオーナーが「バスがもうありません」と宣言する事態だったらしい。当たり外れのある人なんだな、マリア。うーむ。

で、今週はこれまた家の近くの倉庫で(え、あんなところで、と驚いた)LTJ BukemとMC CONRADのProgression Sessionが。うーむ。なんとかして仕事を終わらせてぜひともいかなくては。