ローマの猫

ローマでやたらと猫がうろうろしていて、私なぞが相好を崩して遊んでしまい、出先に遅刻してしまう理由は、中世以来今でも有効な「猫保護法」なる法律があるためで、400ほどある猫保護施設および、街角で猫にエサをやるおばさん達が今でも公的な援助を受けているからなのだそうである。保護法が施行された時分はペスト予防のためのねずみ対策だったというが、2008年の今なおその法律が有効ってのがなんともローマというかなんというか。猫はスバラシイ生き物なので私としては大歓迎なのだけれど。