右傾化文脈と改憲

国民投票法の成立確実に 与党修正案、13日に衆院通過
以前何度かここにもメモしたが、折々の発言などからアベはウルトラ右翼のタカ派、リヴィジョニストとしてのイメージが欧米で形成されている。こうした海外の報道を”反日”と1940年代タームで罵倒したつもりになっている人々もいるのだが、はたからみたら自分で喧嘩売っておいて反応があると”反日”レッテルを貼ってなにやら満足するというのはどうみても頭の悪いチンピラである。
先月に慰安婦に関する発言で米国の議会の猛反発を食らった背景にも、右傾化を強化するアベ首相の施策に対する警戒感がある。醸成した対外イメージの線上にあるのであって独立ではないのだ。憲法改正ももちろんこうした線上に置かれることになる。改正するならば、明確で正当性のある説明が日本にのみならず海外に向けても行われる必要がある。右傾化とは排外の姿勢だからだ。むろん「美しい国」ではますますダメである。