セクシストと呼ばれた

一日がかりのミーティングをオーガナイズして、司会なぞをしている途中ではたと気がついた。リストをみたら男ばかりなのである。困ったなあ、としばし思い悩んだが、まあ、だけど男だけ、ということで選んだわけではないし、と一人こころの内で弁解しつつ進行した。しかしながら夜の呑み会でイタリア女性二人に「なんで男ばっかりなのだ、セクシスト!」とストレートに糾弾された。友達なので本気で怒られた、という気分ではないが、彼女たちはすぐに気がついて半ば本当にそう思ったのだと思う。ムズカシイ。でもこの分野、女の人がほんとにいないのだよなあ。というか、クオリティを無視してでも女の人を引っ張り出すべきなのだろうか。それがアファーマティブアクションということなのであるのだが。しかしながら、異分野の人にむりやり頼んで喋ってもらったらあきらかにそれがアファーマティブアクションであることが明確になってしまって、その女の人に失礼じゃないかなあ、などと思ったり。だとしたら、「これ、アファーマティブアクションなんで」とかいえばいいのだろうか。なんかそれもまたセクハラみたいだよなあ。悩みは深まるばかりである。次回までの課題。