金曜に腹が立っていたのは、私のパワポのスライドを同僚が勝手に使ったり、知らされていなかったのにいつのまにか私が書いた解析プログラムが実習のために全面的に使われることになっていた、といったことが立て続けにあったためだった。前者は私が講義しないコースならば、どんどん使えばいい、と私は思う。でも今回は私が最終日に講義を担当することになっていたので、講義の内容の重複を避けるためにスクラッチから再びやり直すことになってしまった。後者に関しては実にこまったことで、解析プログラムはあくまでも内輪のために書いたものであり、欧州各地からやってくる聴講者の研究者たちに使わせるにはあまりに不完全なのだ。先に言ってくれていたら徹夜でもしてうまくいくようにしておくのだが、知ったのは当日。いきなり素人が使ってうまく動かないのはわかりきっている。しかしながら、立場上私は不完全でしょうもない解析プログラムを書く人間、ということになってしまい、はっきりいって恥さらしな一日だった。うおー。怒ってしまったので、同僚たちは腫れ物に触るように私を扱う金曜日だったのだが、それもまた気分が悪かった。つーか、オレのネタばっかつかわんでくれ。