搾菜的

kmiura2004-11-15

近所のタイ食品屋ザーサイの缶詰を見つけて以来、なにやらザーサイの研究に邁進している。とても柔軟性に富む食材で、炒めたりスープにしたりいろいろとバリエーションが楽しめる。いつもうちに押しかけてダラダラと飲んでいる飲兵衛のドイツ人やフランス人は、そのまま切ってポテトチップのようにうまいうまいといいながらつまみにしている。昨夜は青梗菜と搾菜の生姜スープを作った。異空間に飛ばされたような味(というのは普段私が作らないような味、ということだが)で、衝撃をうけつつ悦に入っていた。私が買っているのは一缶99セントの中国モノ。缶のデザインがとてもクラシックなのだが、中にゴロゴロと塊のままザーサイが入っている。別の棚には日本の会社が販売しているザーサイもあるのだが、こちらは量が半分以下なのに3ユーロ99セント。これまた異空間プライスであり、1ユーロ以下の食材は私の料理心をいたく刺激している。

搾菜は、大心菜(カラシナ)に似た高菜の仲間で、茎の地表の部分がこぶ状にふくれるのが特徴です。このこぶを取って塩水に三昼夜漬け込んだ後、塩水を搾り、唐辛子紛や山椒などの香料を混ぜ合わせて漬け込んだのが搾菜漬け、いわゆる皆さんご存知の『搾菜』です。
中華料理 実力派の新人?〜搾菜(ザーサイ)のお話〜

食への目覚め 第32回 野菜の奥は深いぞ!