今朝、キッチンの窓の外の新緑を眺めながら、なぜか二ノ宮金次郎のことをボケッと思い出していた。私が通った小学校の二宮金次郎は、かなり昔に両腕が肘のところからもげて、肉体重労働をするだけのかわいそうな男の子になっていた。道徳の教科書で本来のあるべき姿を読んで、脳内描画の点線でもげた部分の腕と本を見ることにしたのだが、おかげで二ノ宮金次郎、というと、私の頭の中では今だにその点線の腕がついている。