ア二本語

昨晩ひさしぶりに一緒に飲んでいたイギリス女はこのところサムライトルーパーにはまっている、といっていた。博士持ちの美女である。いいアニメない?などというのだが、しらんよー。そもそもサムライトルーパーがどんなアニメなのかもしらないし。「おまえオタクになったのか」といってみたものの、「そうよー、オタク」と喜ぶ始末である。彼女にオタク道を勧めたドイツ女はカウボーイビーバップなるアニメにはまっているのだとか。コスプレを始める日も近いんじゃない、とコメントしたら、どこにいったらいいのかしら、となかば本気でいっていた。英語のサブタイトルでみているんで日本語を覚えてしまった、とかで「イッテキマース」だの「マッテ」だの片言の日本語を披露していた。サムライトルーパーに出てくる女の子がよく「マッテー」といっているのだそうである。なんか最近この手のアニメの話が多い。ネットの動画が充実して日本アニメの世界化が一気に進行しているのではないか。
そういえば先日たまたま知り合ったアイルランド人の若い男三人組などは、ゲーム経由でやたらと日本語を知っていて、「ハドウケン」「ショウリュケン」だの「タツマキセンプウキャク」だのあまつさえ「コロスゾ!」とか「シネ!」とかいうんでたまげるより困った。私はゲームもやらんのよね。