友人のダンスカンパニー

一日目は友達がトップダンサーになっている、ローカルなダンスカンパニー。90分。前半はコミカルな劇仕立てで、友達がしきりにフランス語をしゃべってるけどだれも理解しないという内容。彼女の踊りは気迫十分ですごかったけど、15人ほどいたダンサーの半分以上が、コレオグラファーが開催しているダンス教室の生徒で、このひとたちのおどりは学芸会っぽかった。おわったあとで廊下でタバコを吸っていたら、そのうちのひとりが「どうでしたか?」と興奮気味に話し掛けてきたので、いろいろおしゃべり。踊り始めて半年だとかで、踊る喜びをえんえんと語る彼女の言葉に、これまた私はうんうんと相槌をうちつづけた。このひとのおどりよりも、この人の喜ぶ姿のほうが圧倒的に印象的だった。ああ、おどりってすばらしい。