当事者不在

東京来着、日本でいつも使っているプリペイド携帯の残額を確かめるため、auの自動応答システムに電話をしたら、「12月31日までに携帯電話持ち主の本人確認をauショップで行わない場合、その携帯電話は使用不可になります」というメッセージが流れた。7月以来日本に来ていない私はそのことを初めて知ったわけだが、もしこの年末日本にいなかったら、私の日本ケータイは使えなくなっていたことになる。不意打ちをくらったような気分。海外在住で同じような使い方をしている人間、けっこういるのではないだろうか。だとしたら、今回確認できなかった場合、日本でケータイの電源を入れてみたら使えなくなっていた、ということになってしまうかもしれない。プリペイドのケータイが犯罪に使われることが多い、という背景は分かるものの、私のように犯罪目的ではなく、通常は不在の人間もかなりいることだろうと思う。少なくとも書面で申し込み時の連絡先に知らせるべきではないのか。今日、所持者確認をしに行ったauの窓口で、少なくとも書面でしらせるべきではないか、との意見を述べてみたが、ご面倒をおかけして申し訳ありません、と笑顔の対応だった。