バルセロナに異動したマドリッドスペイン人が一週間ほど舞い戻ってきたので、23時過ぎからラテン系のバーでしばし呑み。開設されたばかりの研究所なのでまだまだ研究をしているような雰囲気ではないそうで、でもいろいろ話を聴いているとどうやらスペイン時計で進行しているということだけらしい。同じ研究所に異動したフランス人の知人の消息なども聞いたのだが、引っ越して3ヶ月、借りたアパートにいまだにガスが通っていないそうである。さしものフランス人もドイツを懐かしがっているのだとか。マドリッドスペイン人はさすがスペイン人だけに笑っていたが3ヶ月ガスなしってのはかなり滅入るよなあ、と私は同情する。それにしてもバルセロネッタの海岸にある研究所、なんとも魅力的である。いいなー、うらやましいなあー、パン・コン・トマテにカラコレス、バケロニャスにパタテ・ブラバス、などとうわごとのように言っていたら研究所のセミナーに招待してもらうようにするから、と彼女は言っていた。できたら毎年お願いします。