結局出席者が120人だった会合(週末のオープン飲み会ではなくてその前の恩師退官記念のことですが)。用意の段階でいろいろなことに気がついたのだが、おもしろいなと思った点をひとつ。出欠を伺うメールを出すと、その返事はさまざまで、短い応答の中にも性格がよく現れる。丁寧に私宛ての私信を含めるひとから、簡明に出欠だけを記したもの、あるいはなにを言いたいのかよくわからないコメントや質問をしてくる人たち、などなど。一番明確に性格と生き方が現れるのは事返事のタイミングである。即答する人間から、会合の前日の深夜にやっと返事をくれる人間までさまざまなのだが、即答する人間を思い起こせばやはりはっきりとした性格の人が多く、存在感のある人間が多い。直前になって返答する人間は優柔不断な人間で、悪く言えば日和った性格だったなあ、と思い出す。なにかにコミットすることに足踏みするかどうか、ということなのだろう。幹事をするがわからいえば、120人ともなると出席か欠席か、ということは実はどうでもいい。どちらかの返事をなるべく早くして欲しい、ということでしかない。出席と答えて当日連絡なしで欠席であっても、前日の深夜に「出席です」と言われるよりとてもありがたいのである。