日本ケータイ

今まで使ってきたケータイを列挙すると

三菱 > ジーメンス > ノキア > ソニー・エリクソン(使用中)

車と同じでどことなく文化背景が使用感に出る。いずれもドイツでの経験である。一番目の三菱は、初めてのケータイだったし、数ヶ月も使用しないうちに、繋がらないのにいらだって酔った勢いでライターで火をつけて燃してしまった。そのあとの三つはいずれもまともに使っている。ジーメンスは使用機能の階層が深くて大変だった。とある機能を使用するのにボタンを押す手間がとてもかかってしまって、あー、ドイツのロジックだ、と思った。分類が細かすぎるのである。
これに比べて、ノキアは機能が少ないものの実に明快単純。ただし、デザインが北欧的にノボーッとしていて、ボタンの配置もなんとなく間延びしていて私にはどうも大きすぎる気がした。スノボでクラッシュして壊れるまでどうも親近感がわかなかった。いや、壊れたときには、あー、新しいのがかえる、とうれしくなったほどである。ちなみにジーメンスは充電池のヘタリかたがどんどん早くなっていって、買い替えもしたのだがあまり改善しなかった。この一点でどうしても機種を変える必要が出てきたのである。質実剛健ながらハイテクに弱い、というドイツの性格が如実にでていた。ハイテク製品設計のバランス感覚に欠けるのである。
ソニー・エリクソンは作りこみがすごくて、特にショートカット機能が充実しているが、私はあきらかに使いこなしていない。たぶんずっと使わないだろう。ゲームなども充実しているのだが、待ち時間のほとんどない生活をしているので使うことはない。ボタンが小さすぎて、かけるつもりがないのに電話をかけてしまうことがままあって、これまた難。日本的にはこのサイズになるのだろうなあ。これまでのケータイと違って、呼び出し音を自分の好きなMP3にすることができるのは楽しいが、これは前の機種とは時代がちがうので比較にならないかもしれない。ちなみに、私はコーメリアスのPoint of Viewを入れている。

てなことを次の記事をちらっとみて書いてみたくなった。

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