ロンドン

歩いていると人の会話が飛び込んできていちいち聞いてしまう。日本語やドイツ語だと無視できるのだが、英語だとどうもできない。一種のパラノイアなんだろうな。
タコ坊主おやじの好意に甘えていいたいほうだい、おごられ放題、やりたいほうだいだったのだが、やりすぎだったかなあ、とちょっと心配。意外におもいがけない知り合いがうろうろしていて、おー、なにしてんだ、みたいな再開が何度か。欧州内の研究者の流動性にちょっとおどろいたりした。
パブめぐりにつれていってもらったのがおもしろかった。昔風のパブにはバーにちいさな扉がたくさんついていて、いやな客がいたら、ぱたり、と閉めるシステムだったのだそうである。なんとも風雅なガラスがはめ込まれていた。4日間滞在したのだが、うち二晩は和食屋。コーポレートカードとかいう研究所の接客用で使用金額無制限だからさ、とおごってもらったのだが、まー、それにしても和食のクオリティが高いのでオドロイタ。値段は日本酒が東京の3倍、という感じ。