研究所からどんどん人が減っていく。クリスマスの間、町はレストランもバーも閉店、廃墟状態になる。人々は実家に戻るので、友達もほとんどがいなくなる。これまでにも何度がクリスマス難民をしたことがあるのだが、行き場がなくなる留学生を家によんで、24時間ぶっつづけ飲み会(当然料理しまくり)をそのたびにした。留学生だけではなく、ドイツ人でもクリスマスの日にいくところがない孤独な人間が結構いたりする。親が離婚してどちらも家族もちになって行きずらい、だの、本当に行くところがない、とか。このパーティーを私は「クリスマス難民パーティー」と呼んでいる。毎度のことながら直前チケット予約だったので、クリスマスの前の飛行機を予約することができなかった。さっき研究所のアメリカ人に(洗濯機を私に売った人である)、いつ帰るんだよー、と聴いたら、私と同じで直前予約、孤独なクリスマスの夜だ、というのでうちで飯を食うことにした。再び難民パーティーになりそうなかんじ。