週末にこのところお気に入りのフランス料理のビストロに行った。テーブルの数が4人がけにして7つしかない小さな店で、バーのような店なのだが意外にも飯がやたらとうまいので夏以来何度も行っている。夜遅くなるとシェフがバーまで出てきてカウンターにもたれながらタバコを吸ったり酒を飲み始めるというとても私の好きな雰囲気。ノルマンディー牡蠣、鴨レバーのソテー、ラム。鴨レバーが感動的だった。外側だけ焼いてあり、中は生。ジュースのパック、という味わいで、これほどうまいレバー料理はついぞ食ったことがない。飲んでいたリオハのMugaなるワイン(おお、無我、と思って注文した。)もまた馥郁たる重厚さでとてもマッチしていた。