引き続き忙殺中。簡単に。

住所登録の件だが、つい一ヶ月前まで長いこと住所不定だったので、どうでもいいような気分ではある。要ははてなとフツーの契約を交わすということなのだから、住所が妙な使われ方をして損害をうけたならば、訴訟すればいいということでもあるんだよな。もちろん、これとは独立にはてなが目下保持しているワイドな有象無象のユーザースペクトラムが狭くなるという点はある。ウェブの本質に関わるモンダイなので、とてもおもしろい点なのだが、ウェブははてなに閉じられているわけではない。この本質を横切っていきなり江戸の代官よろしく"お触れ”を出したから問題になってしまったのだろうな、なんて思う。私自身は繰り返すけれど、今のところどうでもいい、と思っている。プロフィールに住所曝せ、といっているわけではないのだし。
あと、葉書って、海外にも送ってくれるのだろーか。結構な数の日本国外ユーザーがいると思うのだが。「日本国内の住所」とかいわれたら本当に困る。だって住民票ないもんなあ。これ読んでいる友達にでも頼むしかない。「日本国内の住所」にはいろいろ悩まされたが、ここでも顕在化するのだろうか。うーん。

米軍4千の兵力でファルージャ総攻撃。米軍にとっては単なる景気づけ。ファルージャを制圧したからといってなにも変わらないのは昨今のバグダット及びその周辺部での米軍に対するゲリラ攻撃からすればあまりに明らか。イラク駐留米軍の暗い気分を吹っ飛ばすためにファルージャ攻撃、というのが正しい見方。「ファルージャに悪霊が」のような呪文を唱えているという米軍内部の最近の話も見かけた。
週末に乗ったタクの運転手が、ドイツ人だけどイラクで生まれ育ち、10年前にドイツに戻ったというヘタクソなドイツ語を話す珍しいオヤジだった。湾岸戦争関係で、逃げるようにドイツに戻ったという。今、イラクの人が望んでいることはなんだろうか、と聞いたら、自分たちで物事を決めるようにしたい、植民地支配ではなく、と言っていた。あまりにあたりまえの願いだ。

そう、今回の住所登録とはずれているはずなのだが、問題が急沸騰したのは匿名性の点である。ついでなので20世紀に書いて放ってあった文章を掲載する。青臭いところをなんか変えたいなあ、と久しぶりに見返して思った。でも本質はあまり変わっていない。