週末はノルマンディー出身フランス人と大吟醸「鈴蘭」。魚食って育っているだけあって、酒盗も喜んで食べていた。いままで酒盗を喜んだのは他にオランダ人。飯のあとは、ボルドーの赤。2002年。置いたらこれはうまくなる、というようなワインで、今度1箱購入するかどうか相談するも、ずぼらな者同士、管理できないよなあ、ということで、向こうの実家のワインセラーに預けようか、ということになる。ノルマンディーの海岸沿いにある実家なのだが、ナチスが掘った塹壕が未だに残っており、今や地元の人々がワインセラーとして活用しているのだそうだ。

ビンテージものの楽器屋をやっているアメリカ人の友達から電話があって、eBayでうちの近くに住んでいる人のギターを競り落としたんで、ピックアップしてきてくれ、という。現金送ったらそのままとんずら、という雰囲気の人だというので、わざわざ私に頼みたい、とのこと。で、日曜にふらふらその人の家を訪れたのだが、家に入ると壁全面にモデルガン(であることを願いたい)の自動小銃が何十丁もかかっていて、その間にエロ雑誌のページらしき、ヌードのピンアップがべたべた貼られていた。なんかやばいなあ、という感じ。窓際には天体望遠鏡があって、水平になっていた。川沿いの住宅なんで、対岸の家を覗いているんだろうなあ、なんて想像。こんな人もいるんですねえ。