ナジャフ包囲に、シーア派の高僧高位の法学者が警告

この10日の紛争のシーア派側のきっかけであったサドル師は現在ナジャフ旧市街のモスクにたてこもっている。米軍は2500の兵力が街の縁で対峙している(街の地図は、わかりやすいガーディアンのスライドをみるとよい)。ナジャフシーア派の聖都であり、この街をファルージャのように攻撃することは、シーア派全てを敵にまわすことになる。シーア派高僧高位の法学者は、米軍に向けて、ナジャフを攻撃するならば、シーア派は米軍と完全に敵対することになる、と警告書を発表した

よもやとは思うが、ナジャフの攻撃が始まったとしたら、米国はイラク人によるイラクの統治をまったく考えていない、と考えてもよいだろう。