週末の間にあれよあれよと不穏さが増したイラクの状況は、中東TODAYで佐々木さんが既に先月24日に警告していた。

「友人からの緊急連絡」

いずれの事件も不可解な点がおおい。ここでまたスペイン軍が登場したことや、騒乱のきっかけの曖昧さである。そもそもの発端は、米軍によるシーア派新聞社の発禁処分にあった。一連の騒動がシーア派封じ込めのための米側の戦略ならば、今後より大きな紛争状態に発展することはまぬがれない。米政権は危険な勝負に出た、と私は思う。