ひらがなにっき

ひらがなに変換したこのサイト。雰囲気かわるなあ。次のサイトをつかいました。
リンク: ひらがなゲートウェイ
自分が漢字に依拠していることがよくわかる。リンク先までひらがなになるのですごいです。このサイトだったらひらがなでもいいだろうなあ、と思ったのは空中キャンプで、やってみたら確かにそう。ひらがなにあった文体がある。

sueさんのところから。

それにしても、ロシア人がウォッカを飲みつつ谷崎を読んでる、なんて絵はなかなか面白い。
id:sue:20070122#p3

こりゃなんかいいなあ。国籍ネタですな。まぜっかえそう。

新教育基本法 下位法の制定に注意せよ

昨年12月22日に新教育基本法が公布・施行されたわけなのだが、「反対したけどだめだった」で終わってはまずい。というよりも、具体的な変化はその下位法にあるのだから、そこに注意を払っていかなくてはいけない。

従って教基法が改正されれば、それに沿った関係法令の改正が必然的に求められることになります。文部科学省も今後、学校教育法をはじめ30本近い法律改正を検討し、今年の通常国会から順次提出していきたい考えです。「魂」がどのような姿になるのかは、それぞれの改正作業のなかで見えてくることになります。
そうした法改正をさらに具体化させるのが、「教育振興基本計画」(17条)の制定です。これは、おおむね5年間を見とおした教育施策の総合計画を定めるもので、文部科学省中央教育審議会に諮問して今夏にも答申を得たうえで、予算措置も含めて2008(平成20)年度からスタートさせたい考えです。また、国の計画を受けて、都道府県などでも独自の計画策定が検討されることになります。
さらに「魂」がどう「行動」に現われてくるのかが最も顕著になるのが、学習指導要領の改訂でしょう。ただし文部科学省は当初、今年3月までに新しい指導要領を告示したいと考えて作業を進めていましたが、改正教基法やそれに伴う関連法改正も反映させなければならなくなりました。当初予定では早ければ2010 (平成22)年度にも新指導要領に基づいた授業が小学校などで本格的に始まるとみられていましたが、スケジュールが遅れることは必至です。

2007年「教育」も幕開け! 教育基本法改正で変わる?日本の教育
渡辺敦司 2007/01/11
太字は引用者による強調。

教育振興基本計画についてはこのあたりがその経緯のよい参照になる。要は文部官僚が勝手に決めることのできる計画であって、実にその内容はいまだはっきりしていないという、これからどうにでもなる「計画」なのである。学習指導要領の改訂も考慮すれば、今後数年注目しつづける必要がある。

教員免許の国家試験化

ちょっと前に書いたけれど、教員の負担はすでに著しく重く、なおかつ教員養成はそれにおいつきそうにもない。そこにこんどは「国家試験」となれば、志望者の減少に輪をかけて教員のなりては減るだろう。教員がどんどん辞めたり休職している様子は、先月初めの記事「現場の枯渇」を書いて以降ウェブでみかてたのだけでも二件。ひとつは、ライブドアニュースでみかけた、学級崩壊を超えた学級の様子。

と言うのはつい先頃、二十年来の知り合いの小学校教諭が軽いうつ病になり休職中であることを知ったからである。彼とは3カ月に一度、とある集会で顔を合わせ、そのあと赤提灯で一杯呑みながら四方山話をするのが恒例であった。実はそちらが楽しみで会に出席していたと言ってもよい。ところがここ数年は昔と違い教育現場の実態に話題が移る場面が増えていた。
(中略)
「学級は崩壊しているのではない。崩壊するとはもともと形あるものがその形を崩していくことをいう。しかしいまは最初から学級を形作れていない。だから崩壊というのは正しい表現ではない」と述べた。さらに「数年前は授業中に席につかぬ児童は2、3人、現在は10人以上の子供がウロウロする無法状態」と、自嘲気味に語った。
うつ病になった小学校教諭
野田 博明 2007年01月14日06時58分

もうひとつはterracaoさんのところの【映像紹介】紹介】「学校を辞めます―51才の僕の選択」。制度を批判したことで左遷、自分の判断で辞職。他にも休職しているわけではないけれど、結構話題になった[世の中のこと]超多忙な教員の実態とか。こうした様子をみていると、果たして教員になる人間はこれからいるのだろうか、と私は危惧する。消える産婦人科の次は消える教員、だろうか。産婦人科にしても教員にしても、競争原理に乗りにくい”贈与”のファクターが大きい職業である。