おこっている人達

昨日すがたをみかけなかったフランス人連中が今日はうろうろしていたのだが、そろって不機嫌。みなさん反サルコだったので、「ひどいことになったね」といったらフランス人一流のややこしい以下のごとき返答だった。
大統領のことをバカにされたくないな。なんていったって、彼は我らが大統領、フランス人の53パーセントが支持したのだから。(背後で別のフランス人が、いや、実質40パーセントとぼそっと訂正)なんで53パーセントも支持したのか僕にはわからない、信じられん、なにしろやつはペドフィリアホモセクシュアルは遺伝的に決定された人格であるなんてばかげたことまで平気でいうんだぜ、まったくばかげている、メディアがわるいんだ、そんなばかげた話をまともに訂正もしないで放置して。53パーセントがそれを本気にしちゃうじゃないか、ちっくしょー!5年だぜ、5年!
・・・などとひとりで演説しながらマジ切れしていた。
コーヒーを立ち飲みしている別のフランス人にちょっと挨拶して話をきいていたら、彼は彼でサルコで最悪の事態もありうるというような話からかってに真っ赤になって怒り始めて、支離滅裂、ドイツの年金政策を批判しだして(67歳定年の話)たまたまそこにいたドイツ人にやつあたりしていた。いやはや。ワールドカップでイタリアに負けた昨年よりもみなさん切れてます。