委員会というタテマエ

形だけとりつくろうという話がまたまた。

教育3法(学校教育法改正案・地方教育行政法改正案・教職員免許法・教育公務員特例法改正案)を一気呵成に成立させるために、なんと特別委員会を設置することを議院運営委員会で正式に提案をしてきた。
(中略)
統一自治体選挙があり、連休があり、参議院選挙のために会期延長も出来ないという窮屈な日程の中で、審議が出来る定例日(火曜・水曜)が決まっている文部科学委員会で一本づつ議論しているのでは「会期内成立」は到底間に合わない。だから、毎日開催することが出来る特別委員会を設置してやってしまえというのだから乱暴極まりない。
「教育3法」特別委員会設置で与党は荒仕事を仕掛けている

審議はいわば工場であり、ラインがひとつだと時間がたりないから二つにする、って話。まじめに分業するならいいけど、結論ありきというのがあいかわらずだから、審議しましたという題目がほしいだけなのだろう。このところの繰り返しになるけれど、どうも安倍という人は心のそこからタテマエだけとりつくろえばいいのである、という人なのである。ゆえに「志のある国民」などなど空疎な言葉を次から次へと量産する。英語喋るときに主語はどうしてんだろうな。"It seems that..." "It is said to be...""One might say...."の羅列だったりして。
追記

しかも安倍首相は英語でブッシュ大統領と話せない。すべて通訳を通して話すしかない。
みせかけの電話首脳会談 天木 直人

通訳大変だろうなあ。ビューティフルネイション、ジャパンなのかビューティフルカントリー、ジャパンなのか。