誕生日のプレゼントだ、とギタリストの友人からウクレレを貰った。レストランで飯を食っていて24時に誕生日とあいなったわけなのだが、そのウクレレで誕生日の歌を弾いた友人が某バンドの人間であるということに気がついたウェイトレスの女の子が、なにに慌てたのかトレーに載せたシャンパングラスをひっくり返して自分のシャツをびしょ濡れにしていた。レストランのシェフはジンを4杯奢ってくれた。