サリンはどこで作られたのか。
その後、一度だけ、ちょっといやな感じのニアミスを経験した。ずいぶん後になってのことだが、化学兵器に詳しい人と取材とは無関係に話す機会があった。話題がオウムに移ったとき、彼は第七サティアンの設備ではサリンは作れないと思うとぼぞっともらした。聞かなければよかったこと聞いちゃったなぁというのが偽らざる本音だった。
サリンが撒かれたのは間違いないが、作られたのは・・・・、もしかしたらぼくたちは全然違う解釈であの事件を理解しようとしているのかも知れない。そう思うとひどく不安に思う。
オンライン日記 武田徹 サリン 3月19日(土)11時44分34秒
調査報道といえば最近では一橋文哉さん、てな感じだが、その彼をしても、曖昧に広がる謎の存在、なにが謎か、ということしめしえただけだった。結局はっきりしない。上の短いコメントをみても、やっぱりなんかあるんだなあ、と思う。まだそれが明らかになる時期ではないのだろう*1。
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