混迷究極。ドイツ女子空手チャンピョンまでもが、「申請書をチェックしてくれる予定だったアドバイザーが見てくれない」と珍しく泣きそうになっているので、私がみることになってしまった。つーか、提出はあすの17時までなんですけど。修論提出期限直前の日本の研究室を思い出してしみじみ、している場合ではない。

というわけでフランス人とドイツ人の英語の書類をそれぞれみたのだが、

フランス人 語順がすごいことになりがち。というか音の流れ重視なのかな。あとフランス語をそのまま使うケースも多々。むちゃくちゃなんだけど、論理展開だけはちゃんとしている。
ドイツ人 節ごとに番号をふったりして分類したくなりがち。単語をふたつまとめてひとつの単語にしてしまいがち。センテンスがとても長いのだが、絶対に主語は的をはずさない。これはちょっとすげえ、と思った。研究計画の緻密さに仰天。

まあ、それぞれの性格もあるんで、文化ネタでのつもりはないですが、これまでの経験に照らしてもこんな感じ。

ドイツ女子空手チャンピョンは余技の部分に「空手二段、全国チャンピョン二回」と書き、さらに「研究室を運営する能力」の部分にもしっかりと道場での指導経験8年は役に立つ、と書いていた。これはとてもよい評価ポイントにはなるのだろうけど、いやはや「セミナーに遅刻したら突き、実験しなかっらた回し蹴り」ということだとかなり迫力。