「うまいものは食うべき」、のサポーティングエビデンス

インターネットにはまり過ぎると、身体性が失われるという懸念をしばしば聞く。身体とは、近いコミュニケーションを行うためのインターフェイスである。ネット時代に身体性を取り戻す最も効果的な方法の一つは、身をもってしか体験できない、おいしさの奥深い世界に真摯に向き合うことなのである。
おいしさの解剖学 7回 茂木健一郎