ウィキリークスのアサンジはアナーキストである、国家を弱体化させ、人々を混乱に突き落とす危険な人物である、しかしながらアナーキズムには中心はなく、アサンジがいなくなったところで、こうした国家を弱体化させる動きはなくなることはないだろう、警戒せよ、というようなことを佐藤優がいっている。同じような見解をもっている人間がたくさんいるだろう。佐藤優は国士であるからしてこのようなことをいうのだろうけれど、マスメディアの本来の役割をウィキリークスが正統に果たしているにすぎない。言い方をかえる。権力分立という考え方からすれば、報道やジャーナリズムは本来権力にたいしてメディアという権力をもって拮抗すべき存在であるが、日本のメディアはもちろん、米国のメディアでさえ、国家権力と互いに目配せをしながら「国を運営している」という総動員体制が実態である。国家に拮抗する権力としてウィキリークス的な存在があるのが本来の権力分立の姿なのだと私は思う。アサンジがアナーキストであるというのはある意味でただしい。だとしたら、本来マスメディアはアナーキストの牙城たるべき、なのだろうが、まあ、ありえんだろうな。尖閣事件のときのビデオリークをはじめ、こうした形での国家を超越した形での「国家監視」体制は強まっていくだろう。そのことで国家が弱体化する、というのは利権を持つ人間のたわごとである。

電子レンジのことを無珍先生は「ブーン」と呼ぶ。中で皿がぐるぐる回るのがおもしろいらしく、温める必要のないものまで「ブーン」しろ、という。これはあたためなくていいのである、というと、絶望的な顔をして下を向き、だまりこんでしまうので、結局数秒だけあたためることになる。昨夜読んでいた絵本にテレビがでてきた。そのテレビの画面にはカキ氷がうつっている。それをみつけて無珍先生は、ものすごく興奮し、「ブーン、ブーン!」といいながら電子レンジのところまでたたっと走っていった。うちにはテレビがない。絵本の中のテレビは、そういわれてみれば電子レンジに見えなくもない。

ところで私はMacBook Air 11インチ欲しい!

食事記録

16日 トマトが大量に追加されたベーコンエッグ(家ではトマトベーコンエッグという名前がついているが、最初にこれ食べたのはメキシコで、レストランに行くとよくあるメニューだった)。先日買ったトマトの皮がりんごの皮並みに硬かったので剥く必要があり、めんどう。築地で買ってきたさんまの開きを七輪で焼く。じゃこと松の実いため、納豆、かぶの酢漬け、えのき味噌汁。

17日 ミューズリ。マーボ豆腐。調子悪くてあまり食えない。

18日 いくらしょうゆ漬丼、マーボ豆腐の続き、サラダ。イケアで1ユーロのホットドッグ3つ。このいかにもジャンクフードなホットドックがどうにも好きである。白菜のベーコン・挽肉蒸煮、チーズケーキ(無珍先生の誕生日ケーキ)。

19日 いくらしょうゆ漬丼。昨夜も調子悪くて途中で寝てしまったので白菜のベーコン・挽肉蒸煮の続き。ハムチーズのバゲット。とんこつスパゲッティ。

20日 ヨーグルト、クロワッサン。サンドイッチ。鶏手羽シチュー。相変わらず調子もどらず。徐々によくはなっているみたいだが。